2008年01月05日
深追い
年末の特番でなんか世界の七不思議を
改めて選び直すみたいな趣旨の番組がやっていたんですね。
まあいいかげんお笑い番組にも胃もたれを起こしかけていたところでしたので、
ぼんやりと見ていたわけです。
それで、シーギリヤ・ロックというスリランカにある大きな岩の上の
宮殿跡の話が出てきたんです。
これがまあとにかくでっかい岩でして、
普通には上ることもできないような断崖絶壁。
その上にどのようにして、なんのために宮殿を建てたのか、
そのあたりが謎ポイントなわけですね。
コレにはまあ諸説ありまして、有力なのが狂気の国王説。
たしかに、こいつは狂気の沙汰でしょう。
それはまあそれですごいんですけど、
発見から数十年の後、この岩山の洞窟や未踏の壁面なんかに
びっしりと裸婦の壁画が描かれているのが発見されたんです。
これが東洋のモナリザとも賞される非常に精巧なものでして、
しかもかつては500人も描かれていたという途方もない話。
これにももちろん有力な説というのがあって、
どうも、父を殺した狂気の王が償いのために描かせた。
というのが定説ということなんですけども。
はて。
どうでしょう。
えー?父への償いのために?裸婦を500人も?
描きますかね。描きませんよね普通。どういう心理なの?それ。
あの、これ、エロじゃないですか。
エロですよね明らかに。
エロ王様のプライベートエロい部屋ですよ。
それが一番納得いくわ。
こう、あんまり歴史のあるものって、たくさんの考古学者が集まって、
これでもかというくらいに調べて、もうなんか必要以上に調べぬいたあげく、
なんとなく考古学的に納得のいく結論を出してしまうじゃないですか。
でも、そんなに納得いく事ばかりじゃないと思うんですね。
もうすんごい馬鹿な王様だっていたかもしれないし、
ろくすっぽ考えないで行動してしまう偉い人なんかも
ゴロゴロいたんじゃないでしょうか。
だから、こういう裸婦の絵を
ただエロのためだけに描かせたと言う可能性も考えておいていいと思うんです。
もし本当にそうだった場合、調べれば調べるほど真実から離れてしまうことになりますから。
これはいけない。深追い危険。
浅く。もっと浅く解釈してみるアプローチが必要です。
5世紀後期、スリランカを統治していた王カーシャパは、
ものすごくエロい宮殿に住みたいという積年の夢を叶えるべく、
誰にも見つからないよう大きな岩の上に宮殿を建設、
思いつく限りの場所にこれでもかとエロい絵を描かせたが、
なんかモチをのどに詰まらせたかなんかでいつの間にか死んだ。
とかそういう。ね。
まあいいんですけど。
年始から本当にどうでもいい話ですみません。
そういえば、あけましておめでとうございます。

投稿者 sasagaki : 2008年01月05日 00:09
コメント
うゎお
これぞまさしく男のロマン
どこかのマンガ家も自宅にエロ絵部屋を作ったように、男なら誰しも一度はエロい空間を構えてみたいと夢見る物です
そんな夢を叶えた痕跡ですね
考古学者が寄ってたかってまじめな論議など、無粋そのもの
カーシャパに拍手
カーシャパに乾杯
そして、あけましておめでとうございます
投稿者 ぜん : 2008年01月05日 02:46
>ぜんさん
そうなんですね。
やっぱりエロ空間はいつの時代も男のロマンなのか。
すごいプライベートな秘密の詰まった空間を、
隅々まで明るみに出したあげく、
もっともらしい推測を声高に発表したりして。
ただのエロなのに。
千年後の人間も無粋なもんだとカーシャパも言っているかも知れませんね。
今年もよろしくお願いいたします。
投稿者 ササガキ : 2008年01月06日 00:58
あけましておめでとうございます。
今年も楽しい&勉強になるこちらのブログに
通わせていただこうと思ってます。
よろしくおねがいしますー。
私がこの前行ったお城の王様は
女の人が好きすぎて沢山の女の人の絵を
描かせて飾ってたとか言う話だったんで
案外この壁画もそんなかもしれませんね~
投稿者 ユキ : 2008年01月07日 10:29
>ユキさん
わあ。もったいなきお言葉。ありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。
お城に行ったんですか。なんだかいいですね。ちょっとそこのお城まで。
そうか、やっぱり好きなものを描きますよね。
昔だからってそんなに人間変わらない。
女好きだったら女の人の絵をたくさん飾ればテンションが上がる。
それが裸婦だったらもっと上がる。
それはもう、見るに堪えないくらいに上がる。ぅひゃっふぉ〜い!ってなる。
例えそうだったとしても考古学者の人たちはがっかりしないで欲しいです。
にんげんだもの。
自分も未来の考古学者を混乱と絶望のふちに追い込むような
意味不明なものを山ほど残そうと思います。
投稿者 ササガキ : 2008年01月08日 18:49
投稿者 yoko : 2008年01月18日 22:43
>yokoさん
そうですね。
そして何百年たとうがそれは変わらないということでしょう。
なんか勝手に昔の人はすごい威厳がありそうな気がしていますが、
基本的にはどの時代の人間もみっともない部分はあると。
みっともなさも規模がでかくなるとすごみが出るし、
時が流れると価値も生まれるわけですね。
投稿者 ササガキ : 2008年01月21日 17:11
