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2010年07月24日

 尾瀬・至仏山

尾瀬に行ってきましたよ。

尾瀬ってね、広大な湿原が広がる素敵スポットですが。
その日は天気も抜群で、絶好の行楽日和。
家族連れなんかも大勢来てて、自然が作り出す雄大な景観に
とびきりハッピーでピースなバイブスがこう、ワッてなって。ドーン!みたいな。

しかし、僕ともなればその湿原を黙って通り過ぎますから。
ピース?え?それって食えるの?食えるならください。2個ください。
なにしろ今回はわたくし、山を登りに来たのであります。

ええ。

鎌倉アルプスが登れなかったという事実をさらっと無視しまして、
まさかのステップアップ。
ステップアップしていい理由なんてどこにもないのに、
勝手に「オレ、山、けっこう登ってっから」みたいな顔でのこのこやってきました。
尾瀬ケ原から入山できる健脚向けの山。至仏山(しぶつさん)へ。

まあ、入山直後に出会った老夫婦に「山デビューですか?」などと聞かれたので、
「え・・あ・・・はい・・・」って答えてやりましたけどね!

それで、山、登ってったんですけど。
あのー、急じゃね?山ってこうなの?みんなこんな感じ?
山界でも至仏山だけ特別やんちゃ、みたいな事ない?

あそこんちの子はねー、ちっちゃい頃は可愛かったんだけど、
ご両親が離婚してから変わったよね。うん。目つきが暗くなったっていうか。
なんだか悪い友達とも付き合ってるって言うし。
勾配も急だし。岩場が多くて足下が不安定だし。
正直登りにくいよねー至仏山って。みたいなのない?ないの?あそう。

まあ、地元の人に聞いたら比較的登りやすい山だって話なんですけど。
這いつくばったり、鎖を頼りにずるずる登ったりするポイントもあり、
けっこう息も切れて来たので、休み休み登っていたら、
途中でさっきの老夫婦に追いつかれました。「こんにちはー」つって。

すごいな!ご夫妻!
つって素直に賞賛すると「まだまだこれからですよー」とのこと。
そうなの!?という感情を顔に出さずに「ですよねー」つって再び腰を上げる。
天気が良すぎて気温も高く、汗が頬を伝い乾いた岩壁に滴り落ちる。
大した日焼け対策もして来なかったので、日影を頼りに進みます。

至仏山は日本百名山にも数えられる標高2228mのちゃんとした山でして、
1700mを超えると森林限界がやってきます。
20100718_04.jpg
もうここから先は木は生えませんという事なのですけど。
それがどういうことなのか、深く考えてなかったというか。なんというか。
あれですね。日影。ないですね。そしたら。

そこから先は、ぜえぜえ言いながら気合いで登りました。
山頂で食べようと思っていた昼食も早めにとり、計3時間ほどかけて頂上に。
くだりにも同じくらいかかって、なんとか帰路に。
帰りのバスの記憶がありませんが、リュックを抱きしめて寝ていたと思います。
よだれのあとがしっかりついていたからね。

そんで翌日には日焼けで首の後ろがぺろぺろになってました。
みんなに「海行ったの?」などと聞かれます。
行ってないよ!
水着ギャルとか一切いなかったよ。老夫婦と心の対話をしただけだよ。

そういえばあの老夫婦はうまく下山できたのかな。
自分でも時間的にけっこういっぱいだったから心配だ。
 
 
 
 
 
鳩待峠 → 山の鼻 → 至仏山 → 小至仏山 → 鳩待峠

20100718_01.jpg
尾瀬ケ原。のどかな雰囲気。

20100718_02.jpg
至仏山上り。振り返れば尾瀬沼の方が見える。人が蟻のよう。

20100718_03.jpg
至仏山下り。小至仏山への縦走気分。落ちたらまず死ぬ。
いくら「岳」を愛読してても死ぬ。
 

投稿者 sasagaki : 00:35 | コメント (2)

2010年07月17日

 ローンチ

先週末より109シネマズとか東急系の映画館で、
大人たばことタイアップした素敵マナー広告が放映されてます。
1年間やるので見る機会があったら、あーこれがそれかと。
一瞬集中力を失えばいいと思う。

さらに興味が出たらスクリーンセーバーをダウンロードすると色々見れますよ。
http://www.otonatobacco.com/screensaver/index.html

ね。

投稿者 sasagaki : 00:13 | コメント (0)

2010年07月05日

 鎌倉アルプス

ブームに勢い良く乗っかりまして、
トレッキングみたいな事を始めようかと思っています。
なにしろ新しい事を始めるとモテる。これ定説。

とりあえず近場で一番初心者向けのところに行ってみようと、
鎌倉にね。行ってみましたよ。
薄い薄い登山雑誌に「鎌倉アルプス」と紹介されていましたから。
これだと。見えたと。
あーもうこれモテたな。
アルプス制覇しちゃったらこれ、
既にモテていると言っても過言ではない。

神保町で手に入れたおろしたてのトレッキングシューズを履き
勢い勇んで出かけたわけです。
梅雨なのに。

梅雨ってほら、なんかしらん雨が振るじゃないですか。けっこう。
まあその日もね、例にもれず振りまして。
北鎌倉の駅に着いた時にはぎりぎり上がってたんですけど、
ぬかるみハンパねえ。
あっという間に新品シューズは沼から拾って来たみたいになりました。
鎌倉アルプスはハイキングコースと市街地が混在しているんですけど、
市街地では皆に、あれ?沼で拾った靴履いて来ちゃったの?という目で見られます。
となりのトトロだったらおばあちゃんに「メイちゃーん!」と叫ばれてるとこです。
ちがっ!これ僕の靴!僕の靴!

まあ。ね。
いいんですけど。

北鎌倉の駅を降りてから、せっかくなので明月院に寄ってアジサイを見て、
道路をてくてく歩いて建長寺に入り、半蔵坊へ。
そこからがハイキングコースと本に書いてあったんですけど。
もうね。なにこれ。帰りたい。
階段ハンパねえ。

およそ250段ある急な階段を上った先にあるのが、天狗像の見守る半蔵坊で、
ハイキングコースはそこから始まるという。
え?もう心折れかけてますけど?

息も絶え絶えで、ぬかるむ山道に足を取られながら、
草をかき分け、枝を払い、あれー?こんな感じだったっけ?
と思いながら進んで行くと、ようやく森が開け、明月院に出ました。

いやこれスタート地点!
さっき戯れにアジサイ見たとこ!

なんだか必死に歩くうちに道を間違えたらしく、
山道に入ってから何の見所も無いまま元の場所に戻ってきてしまいました。
不覚!

悔しいので途中からでもハイキングコースに戻ろうと市街地を抜け、
例の視線を通行人に投げられつつ、
なんとかハイキングコースに戻ったのですが、
10分くらい上ったところではたと気づきました。
あ、これ頂上着く頃に日が暮れるわ。と。

あのー、完全に舐めてた。山を。鎌倉を。
こんな深い森の中で日が暮れたら、もう、なんだろ。死ぬなと。
ひいき目に見ても死ぬなと。
何に対するひいきか知らないけど、
とにかくのっぴきならない事態に陥るのは想像に難くなく、
やむなく下山しました。

まさかの初歩の初歩、鎌倉アルプス登頂断念っていうね。
自分の軟弱ぶりに途方に暮れましたよ。

とりあえずヘッドライトを買おう。


2010_0705_01.jpg
明月院のアジサイ。
このへんは舗装された道がつづく。


2010_0705_02.jpg
建長寺。かなり広いうえにいちいちおごそか。
よし。イイクニツクロウ。


2010_0705_03.jpg
よく探すとところどころに意味ありげなものが置かれている。
無造作だけど、不意にぐっと来るやつが現れたり。


2010_0705_04.jpg
ひいひい言いながら階段を上がっていくと陽気な烏天狗がお出迎え。
オッス。半蔵坊。
 
 

投稿者 sasagaki : 01:41 | コメント (0)